社員旅行
昨年の社員旅行は4年間、皆で積み立てをしてバリ島へ行った。
したがって今年の社員旅行は緊縮予算である。緊縮予算であっても社員旅行ができるということを幸せだと思いたい。
現在、製造業には厳しい状況が依然として続いている。先日も全体朝礼の時に社員の一人からお客様の状況が報告されていたがやはり厳しい。
今回の社員旅行のお世話をしてくださったバケーションの才田さんも、『今年は緊縮予算だね』と言うと、『社員旅行が出来るだけ幸せですよ』と言われた。
ここでも私たちが『当たり前』のように思っていることが『当たり前ではない』ことに気づかされるのである。
企業の風土は業種によって比較的似ていることが多い。それはお客様や営業のあり方が業種によってひとつのパターンを持っているからだ。
私たちの業界にも当然ひとつのパターンがある。それはある角度から見れば安定志向と捉えられるが、ある角度から見れば顧客が固定化されやすく、サービスの低下や新規営業が弱くなりやすい。
しかし、その業界の中で活動しているとこれが『当たり前』になってしまい、気づきがなかなか得られない。他業種の方々とお話していると『ハッと』することが少なくない。
社員旅行が出来ることすら『当たり前』と考えるようになったら危険だ。
今日は関東、関西圏の営業所以外は殆どの社員が集うことになる。関東、関西圏の社員の皆さんとは一度ゆっくりと杯を傾けたいものである。
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