長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

本当を知ること

 どんなことでもイメージや思い込みで判断してはならないと思う。特に教育現場や教育に関することは一般市民から見えにくい為、マスコミの報道や人からの話でイメージをつくってしまいやすい。
 そんな意味では教育現場や教育に関する事柄も『視える化』が必要だと思う。特に何も隠し立てすることはないのだから胸を張って情報を発信すれば良い。
 今年度は石川県PTA連合会の会長職をお引き受けすることになり、その職責のなかで教科書選定委員会への出席を求められている。
 当然、教科書の選定は教科書の業者にとっては採択されるかどうかは死活問題だ。よって教科書選定委員会も秘密裏に開催され、選定委員も積極的に公開されていない。(公式スケジュールに載せない様、内示されている)
 しかし、選定委員会に参加してみると、不正が起こる隙間はないことが分かる。そして、子どもたちに分かりやすいように様々な工夫がなされている。
 教科書は検定に通っていればどれも同じと思っていたが、その教科書をつくっている出版会社によって、内容が大きく違うことも理解できた。
 そう思えば消防車も検定に通っていれば同じという考えを持たれている方もいらっしゃるが、細かい部分のつくり込み、ポンプ性能、塗装が全く違うことに似ていると思った。
 今回、新たに選定委員会にかけられた教科書は読み物としてとても良く出来ていた。こんな教科書が私たちが子どもの頃にあれば、もっと社会科の点数が良かったのではないかと素直に思う。
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