長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

全ての出会いに意味がある

 『意味ある他者との出会い』、この言葉は金沢大学地域連携推進センター教授の浅野秀重さんの言葉である。ある会合での最後の総括でお話された。
 なぜかこの言葉がとても印象に残った。人は生まれてから亡くなるまでどれだけの人と出会うのだろうか。
 全ての出会いには全てに意味があり、全ての出会いから、何らかの影響を受ける。その中には自分の人生に大きく係わる人物もいるだろう。
 その反面瞬間的に通り過ぎていく人もいるかもしれない。私たちはどちらかといえば自分の人生に深く係わる人物に目がいきがちだが、しかし全ての人が大なり小なり必ず影響を与えてくれている。
 そして、人との係わりの中で自分への気づきを得ることによって人として成長していく。そう考えると沢山の人との出会いが学びのチャンスを与えてくれ、その結果人生が変化していくように思えてならない。
 それは人だけではなく、周りにある『モノ』もそうだ。皆さんの周りには障子はあるだろうか。私が子どもの頃、祖母が年末になると障子を張り替えていた。
 何時もそれを傍で見ていたものだ。だから、教えてもらったわけではないが、今でも障子はりをすることが出来る。最近は障子自体がなくなってきたが、でも周りにある『モノ』で学びのチャンスを与えられたのだと思う。
 『意味ある他者との出会い』、そして『意味ある与えられた今の環境』すべてに意味がある。
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