灯篭流し

　昨日から始まった百万石祭りは今日がメインの大名行列が行なわれた。市祭にもかかわらず、今日は月に一度の社長報告会と重なってしまい、行列は見ることが出来なかった。
　昨日は浅野川で行なわれた、前夜祭の灯篭流しを散歩がてらに見に行った。浅野川は昨年の水害後、川の水が汚れてしまい、とても水量が少ない。上流での工事が原因なのだろうか。
　毎朝、浅野川沿いをランニングするが、主計町から小橋の堰の辺りはほとんど川の流れがなく、流れ込んだ生活排水が非常に汚く、ヘドロのようなものが浮いている。
　あの綺麗な浅野川を思い起こすと、とても残念である。

　今回灯篭流しが行なわれる場所も水量が少なくどうするのか、と思っていると川の砂利を集めて仮の水路をつくり川の水を集めて、流れをつくりそこに灯篭を流すといった、苦肉の策を取っていた。
　水害の傷跡はこんなところにも現れている。今年の夏も、浅野川に川床ををつくり、宴席を設ける予定なのだろうが、川の水が滞留しているので臭いがするのでは・・と心配になる。
　金沢は古いまち並みと新しいまちが調和する、全国でも有数の都市だと思う。一日も早く『女川・・浅野川』が復活してくれることを一市民として祈っている。
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