長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

この時期に社長になるということ


 井筒管材株式会社の村西さんは私が金沢青年会議所在籍中に知り合った仲間である。
 同じ委員会で活動したことは無いが、彼が一生懸命活動し様々な要職を歴任されたことは良く知っている。
 タイプ的には私とは全く違う様に見えるが、あるところはとても似ていて、何故かその部分が自分を見ているようでちょっと苦手なタイプだった。
 この度めでたく村西さんは井筒管材株式会社の代表取締役に就任され、今日金沢国際ホテルで彼の社長就任を激励する会が開催された。100名を超える地元のそうそうたるメンバーが参集し、その中に寝食を忘れて活動した、当時の懐かしい顔が沢山見えた。
 村西さんの業種は不況の影響をモロに受けている建設業界だが、この時期にこれだけの経済人が集まること自体、彼の人脈の広さと人柄を表していると思う。
 彼は元々京都の出身で金沢の経済界には殆ど人脈が無かったと仰っておられた。この人脈はJC活動を通じて得られたものだが、ただ参加していたのではこうはいかなかっただろう。
 アジア太平洋会議がマカオで行われたとき彼は新入会員として参加し、ジャパンナイト(日本JCが設営する懇親会)でサルのかぶりもを着てマカオ高島屋へそのまま入って行き、警察官に追われて逃げたというエピソードもエオネックスの市山社長から披露された。
 普通の方が聞けば馬鹿な事をと思われるかもしれないが、そんな馬鹿な事でも一生懸命に行う彼の姿勢は見上げたものである。
 こんな時期に社長に就任されたことは大変な事かもしれないが角度を変えてみれば本当に多くの学ぶチャンスがあることも事実だ。
 村西新社長の今後のご活躍をお祈り申し上げたい。
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