長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

グリーンカーテンと二宮尊徳


 先日、紹介したが夏になると私たちの地域の小学校のクラスの室温は40度に達することがある。そこでグリーンカーテンを設置することに決めた。
 先週末に準備を整え、今朝早くに学校に集合しグリーンカーテンの設置作業を行った。プランターにへちまの苗を植え、窓際に置いた。
 窓にはすだれを下げ、へちまの蔓が巻きつくための網を設置した。窓の一部に緩降器が設置されていたため、ここに網を張ると降下障害になるため網の設置を見送った。
 この窓の横に座る児童には申し訳ないと思うが、さすがに職業柄、網の設置を許すわけにはいかない。
 小一時間で全ての窓に設置が終わった。視覚だけでも2度は気温が下がった感じがした。きっと月曜日の朝、子供たちが驚く様子をイメージするとほくそ笑んでしまった。

 その後、お手伝いしてくれた保護者の皆さんにご挨拶をするために中庭に集まって頂きお礼を申し述べた。
 ひょっと、横を見ると木の茂みの下に今では珍しくなった『二宮尊徳』の像を発見。懐かしさのあまりまじまじと見てしまった。
 私たちが子供の頃は学校の正門の付近に必ずといってよいほど像が立てられていた。
 何故無くなってしまったのかは分からないが、『二宮尊徳』の像は時間を大切にし、ちょっとの合間でも努力を惜しまないという姿勢を示してくれていると思う。
 『積小偉大』大事をなさんと欲せば、小なる事をおこたらず勤むべし。小つもりて大となればなり。この言葉は時代と世代を越え普遍の価値観であると私は思う。
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