企業視察
夜中の2時位の雨音で目を覚ます。梅雨前線の動きが気になる。今日は企業視察で福岡に飛ぶ予定だ。
小松空港へ到着すると、金沢市議会議長の高村さんにお会いする。高村議長は金沢市第一消防団犀川分団の分団長でもある。東京へ行かれるのだろう。
やはり、天候不良で福岡便は天候調査になっていた。このまま、飛ばないと今日の予定は全て終わってしまう。
25分遅れで何とか離陸する。かなり揺れが大きく久しぶりに手に汗握ったが30分遅れで無事到着する。
福岡では車両部品関係の企業を視察する。この時期に何故車両関係の企業かと思ったが、理由は理解できた。
分野は違うが同じ製造業として学ぶべき点は多くあるが、総じて言えば『緊張感』と『工夫』である。『工夫』は『緊張感』から生まれる。
『生き残らなくてはならない』と言う『緊張感』が『工夫』を生み出す。市場の影響を非常に敏感に受ける自動車産業は常に改善を行なわなければ後退してしまう。
『進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む』福沢諭吉の言葉を思い出す。
ある意味では私たちの企業は市場の『緊張感』を感じ取りにくいところがある。その体質に気づき、常に改善し前進しなければ『進まざる者は必ず退き・・・』になりかねない。
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