長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

その通りだと思う


 フェスクは(財)日本消防設備安全センターが発行している月刊誌だ。毎月弊社に届けられ、これまでパラパラとしか見ていなかったのだが、今日偶然開いたページに『高松市消防局の違反是正への取り組み』という記事を見つけた。
 この記事は高松市消防局の予防課 国方氏が書かれたものだが、とても共感が持てる記事だった。
 私たちの仕事には消防自動車の製造の他に消防設備の保守点検業務がある。消防設備は市民を火災の被害から守る為に消防法により設置されており、それを適正に維持管理することが消防設備の設置者に求められている。
 殆どの事業者の方々は維持管理を行なっておられると信じているが、私たちが実際行なっている点検業務の中で点検の結果、消防設備の不備箇所の是正がなかなか進まないことがある。
 私たちは是正のお願いは出来るが、それを強制することは出来ない。以前から消防局と連携して違反是正を行なうことは私たちの使命だと考えてきたが、様々な問題もありなかなか進まないのが現状だった。
 今回、高松市消防局予防課の国方氏が書かれていることは、まさしく私たちが日頃思っていたことで、特に『違反是正を推進することは火災の危険から市民を守る消防の責務である』という言葉は消防人としての使命感を強く感じるところだ。
 私たちが共同設立した連結送水管試験を主な目的とした企業は、まさしく市民を火災の危険から守ることを点検業務と言う角度からサポートすることを使命としている。
 『出来ない理由は探せばいくらでもあるが、できる理由も探せばいくらでもある』ことも確かなのである。
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