長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

烏骨鶏と名古屋コーチン


 午前中に私達と共同事業を行っている社長さんがお越しになられた。何時も仕事の話は一〜二割程で後は殆どが世間話なのだが、最近はその話を聞く事が楽しみになってきた。
 様々なヒントや気づきがあるからだ。今日もこちらがお願いしてあった事なのにわざわざお越し頂いた。最近仕事をご一緒させて頂く中で、何故、彼の人脈が非常に広く良好なのかわかるような気がする。
 人付き合いの中で特別な事をしているわけではないが、常に『一生懸命』人と付き合っているような気がする。人付き合いに『一生懸命』という言葉を使うのは少々違うかもしれないが、そう感じてしまう。
 そして、常に人を『応援する』という言葉が会話の中に沢山出て来る。実際に私達とのお付き合いの中でもその姿勢は変わらない。『情けは人の為ならず』めぐりめぐって自分に戻る。
 それが、嫌味無く自然に出来ているところが素晴らしいと思う。私が言うのも僭越だが・・
 今日は突然『社長は卵かけご飯はお好きですか』と仰られたので、好んでは食べませんが小さいころは良く食べました、と言うと、知り合いが名古屋コーチン烏骨鶏を掛け合わせた鶏を放し飼いで飼育していて、一日に2〜3個しか生まない貴重な卵があるそうで、それで卵かけご飯を食べると、これがまたとてもおいしいそうである。
 一日に2〜3個だと『商売になりませんね』と言うと、ともかく本当の卵を作りたいと、何年もかけて飼育しているそうである。商売になるかどうかはきっと別問題なのだと思う。そこには本物の卵を作りたい、その本物の卵の味を知ってもらいたいという生産者の気概を感じる。
 『長野ポンプの消防車と一緒ですよ』と言う言葉はとても嬉しかった。そして、その貴重な卵をわざわざ届けてくださった。本当に有難いことである。
 ちなみに市場へ出すとすれば一個1000円〜1500円位だそうだ。明日の朝、久しぶりの卵かけご飯が楽しみである。
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