長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

振り返って分かる事

 もう、5年にもなるだろうか。以前ある商社の部長さんと様々な、事業について意見交換をさせて頂いていたことがある。
 相手は金澤でも大きな規模の会社だが、とてもフランクに対応してくれた。これからのビジネスの方向性等を語り合い、何かやれればとお互いに夢を持っていたが、なかなか先へ進まないまま、彼は定年退職を向かえ音信が途絶えていた。しかし、昨日突然お電話を頂き、今日お会いすることになった。
 現在、リサイクル関係の会社の社長さんになられていた。懐かしさから、話は盛り上がったが、お互いに立場が変わり、夢を描いていたことが少し現実になりそうな糸口を見つけた。
 今をみるとチャンスなのか分からないことでも、可能性を信じ挑戦してみることが未来を切り開くと信じたい。
 自分を振り返ってみると、目的を持ち、計画を立てて進んできたというよりもインスピレーションを信じて、できることを一生懸命やって来たという方が正解かもしれない。
 ストーリーは後でとって付けることが出来るものだ。振り返れば現在を創っている分岐点はあの時だったな、と思うことは沢山ある。
 しかし、その瞬間は今をイメージすることすら出来なかった。そう、考えればこれから出会うこと全てが未来に繋がるチャンスだ。
 ひとつひとつに真剣に向かい合うことが大切だと思う。
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