長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

油断禁物・・政策フォーラム白山登山


 午前4時の目覚ましで、起床し窓の外を見る。雨は降っていないようだ。今日は一日お休みを頂き、政策フォーラムの仲間と白山へ登ることになった。
 少々、慌しく予定が決まった為、政策フォーラムのメンバーは岡田直樹代表、竹松俊一君(竹松証券社長)そして私の三名である。
 午前5時に待ち合わせ場所の白山比神社に集合すると、岡田事務所の関係者三名も来られていて、総勢六名でいざ出発となった。
 6時35分に登山口の別当出合を出発、ゆっくりと歩を進める。やはり山はもう初冬の気温だ。耳や、顔がとても冷たいが、歩き始めるとそれがとても心地よい。
 3時間ほどかけて甚之助非難小屋へ到着。ここで岡田君の靴ズレの処置をする。昨日購入したばかりの登山靴がどうも合わなかったようだ。『山に登れない原因は靴の中の小石だ』ということわざがあるが、『政治の世界に似ているな』とふと思う。
 山頂に近づくにつれ、仲間の一人の膝が悲鳴を上げ始める。白山の難所、七曲りと御用坂を通過するころにはかなり辛そうだったが、本人の山頂に立ちたいという気持ちから、何とか室堂に到着。時刻は11時を過ぎていた。

 お湯を沸かし昼食のカップラーメンをつくる。室堂の気温は5℃くらいで、外で食事が出来ない程寒いので、食堂で食事をさせてもらう。汗をかいた後の、暖かいカップラーメンはどんな食事よりも美味しかった。
 1時間ほど休息を取り、山頂へ向かう。
 ゆっくりゆっくりと歩を進め、何とか13時16分に全員が山頂に到着。曇り空だったが、雲海のかなたに立山連峰穂高連峰御嶽山が見えた。何時見ても雄大な景色だ。私たちは自然の中で生かされているということを感じる一瞬だ。
 皆で写真撮影をし、早々に室堂へ下りる。この時点で仲間の一人の足は限界に来ているようで、テーピングの処置を施すがかなり辛そうだ。最悪室堂で一泊する選択肢もあったが、皆さんお忙しい方ばかりである。
 途中で暗くなるのは覚悟で15時過ぎに室堂を出発。出発前にヘッドランプの点検をすると、持ってきていない人がいることが発覚。これはまずいことになったと思うと同時に、もっと必要性を話しておく必要があったと反省する。
 登山は何があるか分からない。だからこそ、様々なトラブルを想定して準備をすることが大切なのである。しかし、分かっていても何度か登るうちに慣れから油断してしまった。
 登山口の別当出合に到着したのは21時30分を過ぎていた。ただ、皆さん一様に大変だったけど楽しかった、と言ってくれたので本当に良かったと思う。早々に反省会をする予定の様なので楽しみにしたい。
 今回の登山で岡田代表を初め、竹松俊一君、そして岡田事務所の関係の皆さんには本当にお世話になった。心から御礼申し上げたい。
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