長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ともかく原因自分論で考えて欲しい

 月曜日は恒例の早朝会である。一週間の各部門の問題点や共通認識を行う情報が集約される。
 特に問題点はレスポンス良く処理されなくてはならない為、殆どが発生した内容と打たれた対策が報告される。しかし、中には原因を表面上だけ捕らえて曖昧な報告がなされることが少なくない。
 これは報告を聞いていると、言葉が曖昧なので直ぐに分かる。特に数字で報告されない為、内容の把握が出来ない。これを鵜呑みにするとその原因の殆どが『外在化』されている。
 『お客様からこの内容に関しては後日回答します。』と言われました。『回答が遅れるとそのまま進んでしまうことがあり、後で修正しなくてはならなくなるのが原因です。』
 これは、問題の原因が『お客様からの回答が遅れたから』と言いたいのだろうが、『後日とは何時でしょうか。何時までにご回答いただけますでしょうか』と一言付け加えれば済んでしまう。
 また、回答の期限が来る前に『懸案事項はお決まりですか』と連絡をしておけば良い。先ずは自分達が出来ることを工夫して行ったかが最も重要なのである。
 『原因自分論』で考えて欲しいと言う事を再三再四お話しているが、全く進歩が無い。考え方の癖は私たちの人生や自分たちの子供たちの人生にも影響を及ぼす。
 それは考え方の癖や価値観は子ども達に伝達されるからだ。ともかく『原因自分論』で考える様努力して欲しい。

今日のワンショット:自由軒 東の茶屋街にある洋食屋。ここのオムライスは絶品。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ 人気ブログランキングへ