長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

珠洲は鉛色の空だった

 朝六時に起床し、外を見るとまだ真っ暗だった。晴れていれば卯辰山が薄明るくなる時間だが外は雨のようだ。
 今日は入魂式に参加する為に珠洲市に向かう。珠洲能登半島の先端に位置している。珠洲市内よりさらに二十分程、北へ行った所に目的地の折戸地区がある。能登半島の最先端の禄剛崎から輪島に向かってしばらく走った所だ。


 今日の珠洲市内は北陸の冬特有のどんよりとした、鉛色の空である。
 十時から神事が行われ、その後入魂式式典が行われた。通常ならばこの時期外での神事は寒くていられないのだが、今日はコートも必要ないほど暖かかった。
 入魂式の後、放水式が行われ、参加された皆さんは放水までの時間の短さに感嘆の声をあげられていた。『さすが長野ポンプやな・・』と仰っていて頂いた言葉が本当に嬉しかった。何時も思うことだが、消防車の製造に係わった社員の皆さんが参加することができれば励みになるのに、と思う。
 お客様からのお褒めの言葉は何よりも嬉しいものだ。


 この後の式典ではこのたび導入された消防車の『鍵』を泉谷市長さんに『心をこめてつくりました』と、一言添えてお渡しした。
 その後、泉谷市長さん、団長さん、分団長さんへと鍵が渡され、厳かに式典は終了した。
 日置分団の皆様、本日はおめでとうございます。末永くかわいがっていただけます様お願いいたします。
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