長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

市長来校


 今日は森山町小学校で給食の試食会が行われ、山出保市長が授業参観も兼ねて、試食会に来られるとのことで、育友会の会長として市長さんをお迎えさせて頂いた。
 この給食試食会は金沢市の小学校六年生が地元の食材を使った、給食のレシピを考えコンテストを行うという事業で昨年に引き続き森山町小学校の六年生が最優秀を取り、今日はそのレシピで給食が作られたのである。
 市長さんが来られるという事で、学校の中はいつもの和やかな雰囲気から一転して、ぴりぴりした空気が漂っていた。授業参観の後、市長さんは子ども達に、金沢市は伝統産業が次代に受け継がれる様に、努力しているというお話をされていた。
 今日、和傘を張る職人が、金沢市内にはあと一人しかいらっしゃらない。その方もすでに80歳を過ぎていらっしゃる。手仕事というものは一度なくなると、その復活は難しい。
 私たちの企業も、消防自動車の製造は殆どが手仕事である。また、その中でも継承すべき技術を認定し、次代に受け継がなくてはならないと考えている。手仕事の技術は非常に高い付加価値を与えてくれるが、現在風前の灯となっているものが少なくない。
 私たちはこのように守るべき技術は非効率であろうと守っていこうと思っている。連綿と受け継がれた技術を次代に受け継ぐことも私たちの使命である。
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