長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

家庭教育力を取り戻すには

 年度末は公務も非常に込み合ってくる。今日は午後から豊かな心を育む推進会議が県庁で行われた。様々な分野からその代表者が集まり、子ども達の豊かな心を醸成する為の取り組みについて議論がなされた。
 その中で、七尾市の『伸ばせ!七尾っ子』プロジェクト会議の取り組みが紹介された。この取り組みは『家庭・学校・地域』連携と、人とひととの『つながり・かかわり』をキーワードに様々な試みがなされていた。
 現在、家庭教育力の低下が叫ばれているが、叫ぶだけでは問題は解決しない。何故、家庭教育力が低下したのか、そして、どの様な事が具体的に起きているのかを先ず現状認識を行うことが問題解決の第一歩だ。
 問題点を突き詰めていくと、社会の仕組みの問題や労働環境の問題など、大きく広がって行くが、先ずは自らが出来ることは何なのかを考え行動することが大切だ。
 『社会の仕組みが・・』『会社の労働条件が・・』と言っても問題は解決しない。私は企業が担う人材の教育はこの家庭教育力を取り戻す為には必要不可欠だと、最近考えている。
 先ずは誰でも出来る当たり前のことから始める必要がある。『当たり前のことを当たり前に』という言葉が会社で起こっている現象にリンクしているように思えてならない。
 『家庭教育力』は『企業教育力』と読みかえることが出来るのではないのだろうか。
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