長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

小言を言おう

 管理職は率先して小言を言ってほしい。ビジネスの場ではOJT(オン・ザジョブ・トレーニング)で比較的細かいことは伝わりやすいのだが、日常の社内の生活の中では見逃されがちな事が多い。
 例えば、コピー機の横にミスコピーの紙が何時までたっても放置されている。FAXは誰宛てのものか分からないものが何時までたっても置きっぱなしになっている。洗面所の液体石鹸が無くなっていても、『無くなっているよ』とも言わず放置されている。灰皿にタバコが盛り上がっているのに誰も捨てに行かない。電話がかかってきて『誰か○○さんに電話しましたか?』と聞いても返事がない。
 上げたらキリがないが、これも『誰かがやるだろう、誰かが答えるだろう、面倒くさいことはしたくない』という風潮があるからだ。これでは会社の効率が上がるはずがない。
 管理職の仕事のひとつに、小さなことでも正しくないことは叱る、おかしなことは正すという姿勢がとても必要なのだ。前述したように仕事上のことは比較的細かく指示されるが、このような事は見逃してることが多いものだ。
 こんな事こそ、意識をもって欲しい。これらは仕事の根っこなのだから。
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