長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

浅野川園遊会 八尾おわら流し


 今日は金沢のひがし茶屋街で『浅野川園遊会 八尾おわら流し』が行われた。富山県の八尾で開催されるおわら風の盆で有名な『八尾おわら流し』だが、ひがし茶屋街と、どの様な関係があるのか不思議に思っていた。
 先日、私が所属する金沢ロータリークラブの蚊谷会長がその経緯を話しておられた。今から80年余り前、四校(現金沢大学)の学生だった八尾出身の川崎順二氏が、ひがしの茶屋を訪れ芸奴の踊りを堪能していた。
 ひがしの踊りの流派は若柳流であり、川崎氏は地元、八尾に若柳吉三郎氏を紹介。若柳氏は40日間八尾に滞在し、『女踊り』の振り付けを完成させたのだそうである。ひがしの芸子も八尾に駆けつけて、熱心に振り付けを指導したという。
 八尾のおわら風の盆の『女踊り』は金沢のひがしの茶屋の踊りがルーツなのである。そんなことから、八尾おわら風の盆が終ると、彼らは金沢のひがしの茶屋にやって来て打ち上げをしていた事がご縁だそうだ。
 一度みたいと思っていたおわら風の盆が金沢のひがしの茶屋街で、意外なかたちで見ることが出来たことに、不思議なものを感じたのである。
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