何とかリベンジ

　今朝目を覚ますと、昨日までの天候とは打って変わって、久しぶりの青空が顔を覗かせていた。今日のコンディションはとても良いようだ。
　六時半に社員の市川さんに迎えに来てもらい、会場の加賀市陸上競技場へ向かった。
　今日は健勝マラソン日本海大会が開催されフルマラソンの部に出走した。フルマラソンといえば、今年の三月に参加した万葉の里マラソンで寒さと疲労の為に３８キロ地点であえなくリタイヤとなり、とても悔しい思いをした。
　今回こそはと、何とか仕事の合間を見つけ走りこんで来たが丁度一週間前に左のスネを深く切る怪我をしてしまい、最後の一週間が走り込みが出来なかった。傷は何とか治ったので今回の参加となった。
　スタートは前回の経験から、周りに釣られてオーバーペースにならない様に、腕のガーミン（ＧＰＳ）を見ながら走った。何か足が重く、調子は今ひとつ良くない。健勝マラソンも前回の大会程ではないが、アップダウンが続き、体力を奪われる。
　金港堂の宮谷社長から情報は貰っていたので無理しないように走ったが、今日は気温がかなり高く、途中かなり喉の渇きを覚える。顔を触ると汗が乾いて塩が噴出していた。
　三十キロ地点までは５．９分／キロで走ってきたが、魔の三十キロを過ぎると、一気にペースダウン四十キロ地点まで股関節の痛みを我慢しながら何とか走る。
　残り、二キロは最後の気力を振り絞り、何とか完走できた。ただ結果は散々だ。何とかリベンジを果たしたが、次に課題を残した今回のレースだった。最後まで付き合ってくれた、市川さんに感謝したい。