もろみ蔵の醤油ソフト

　金沢の港といえば大野港である。この地域には沢山の醤油蔵があり、昔ながらのたたずまいを見せる情緒ある場所だ。
　大野の町に一歩足を踏み入れると、タイムスリップしたような感じを受ける。渋滞を覚悟して、遠出をするのも良いが、こんな近いところに素晴らしい町並みが残っている。今日は、自転車でトレーニングがてらに、大野町を散策した。細い路地を一本入ると、もろみ蔵というお店がある。大野の町には醤油の蔵を改装して、お店にしている所が多く、大正ロマンを感じさせる。
　もろみ蔵ではピザ等の軽食を食べることも出来るが、お勧めは醤油ソフトクリームである。

　醤油とソフトのマッチングは気になるところだったので、食べてみるとこれがまた絶妙に美味しいのである。しょっぱさは甘さを引き立てるのだろうか、さっぱりとした中に甘さがあり、もうひとつ食べても大丈夫だろうと思わせる。

　多分、大野の町は地域の人たちがアイディアを出し合ってまちづくりを行った感がある。ヤマト醤油の山本さんは青年会議所時代の大先輩である。
　ヤマト醤油さんが営んでいる醤蔵（ひしほぐら）には大正浪漫ホールがあるので一度、夜に訪れてみたいと思う。
　今日は約４０キロを走破した。今年初めての自転車だったので、初めは違和感があったが後で調子が上がってきた。週に一度はランの合間に走りこみたいと思う。
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