長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

『ありがとう』

 お店で食事をしたり、何かを買い求めた後、そのお店を出る時、皆さんは何と言ってお店を後にするだろうか。
 私は殆ど気にはしていなかったが、『ご馳走様、ありがとう』と言って店を後にしている。お店の方が『ありがとうございました』というのは当然の事なのだが、お客様が『ありがとう』といってくれるのはお店の人にとってはうれしいものである。
 この連休中に時間を見つけて本を二冊読んだ。その中の一冊にこのような事が書かれていた。
 『仕事というのは問題を解決することなのだ。私たちは日頃、食べると言うことすら自分自身で解決することが出来ない。当然、お店に行けば様々な食べ物があるが、どれひとつをとっても、自ら作り出したものではない。コンビニのおぎにりも、その材料のお米もそうだ。私たちは自分ひとりでは空腹を満たすことすら出来ない。だからお腹が空いたという問題を解決してくれるお店に『ありがとう』というのは正しいことではないだろうか』
 確かにその通りだと思う。ただ、一方で『ありがとう』という感謝の答えが返ってこない職種もある。会社で言えば経理や総務の仕事がそうだ。でもそんな仕事をしてくれている人がいるから会社は当たり前のように回っている。結局自分が何かをするということは、誰かがそれによって助けられているのである。
 全ての仕事には意味があり、誰かを助けている。仕事とはそういうものであって欲しいと思う。
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