長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

『作業』と『仕事』


 明日から海外出張に出掛けるので、訪問する先の会社に金沢のお土産を買い求めようと箔座さんに出掛けた。
 箔座には日頃から海外のお客様も多い様で、外国の方はどの様な物とを買われますかと尋ねると金箔で装飾した手鏡が良く売れるとの事なので金澤箔のPRも兼ねてお土産に買い求めた。
 ここでは箔打ちの作業も見る事が出来る。年季の入った職人さんが箔打ちの準備をしていた。箔打ちの仕事は長い年月を重ねて完成したものである。
 『作業』と『仕事』の違いは何かと問われれば、同じことを一生懸命ただ繰り返す事と、常に他によい方法が無いか考えながら仕事をする事の違いと答えるだろうか。
 与えられた仕事をただ繰り返すだけでは仕事の改善を図ることはできない。単純な作業でも、もっと良い方法は他にないかと考えながら仕事をするのと、しないのとでは将来大きな差になる事は間違いない。
 それは単純作業においても同じ事である。決められた事をきちんと行うことは当然のことであるが、その上でさらに良くして行くためには考え抜いて工夫を凝らすことが大切なのである。
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