長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

早寝・早起き・朝ごはんは年収を左右する


 『早寝・早起き・朝ごはんは将来の年収を左右する』
 この衝撃的な言葉は東北大学川島教授の言葉である。川島教授は任天堂DSの脳トレのソフトを監修したことでも有名な方である。
 今日は石川県PTA連合会の指導者研修会がホテル日航金沢で開催された。講演のテーマは『脳科学から見た早寝・早起き・朝ごはんの大切さ』である。
 講演の中で川島教授は、朝ごはんを食べたグループと食べ無いグループの成績の比較では食べたグループの成績に正の相関関係がある事や、ただ食べただけではなく、ブドウ糖必須アミノ酸(中でもリジン)を同時に取らなければ全く食べていないのと殆ど変わらないことを突き止めた。
 即ちただ朝食を食べるだけではなく、その『質』が大切なのである。昔から伝えられて来た日本人の食生活『ご飯と味噌汁』は脳科学の見地からもとても理屈に合っているのである。
 また、慢性的な睡眠不足は脳の機能を低下させてしまう。特に受験生は十分に睡眠をとり、勉強をするなら朝早くに起きてするのが良いらしい。
 また、朝食は『質』の良いものをしっかりととることで、脳の機能は抜群によくなる。即ち『早寝・早起き・朝ごはん』なのである。
 私たちは子どもの頃、両親から生活習慣を貰った。朝しっかりと『質』の高い食事をし、小学校の頃は9時には寝かされた。川嶋教授が仰られたことは両親がしてくれていたことに気付いた。
 私たちがつくって来た夜型の現代社会は慢性的な寝不足を引き起こし、日本人の能力を低下させている。当たり前のことを当たり前以上の情熱をかけて行わなければ、あたり前のことが出来ない現代で私たち大人の果たす役割は重要である。
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