長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

空港での出来事


 今日は取引先の株主総会に出席するために、朝10時20分のフライトで東京に向かった。小松空港では修学旅行の高校生がロビーにあふれていた。
 もうそんな時期か・・日が経つのは早いなと思う。金沢は梅雨前線の影響で雨模様であったが東京は曇り空である。とても蒸暑い。
 株主総会まで時間があったので、空港で食事をしようと思い、お蕎麦屋さんに入った。お昼も真直なのでかなり込み合っていた。ふと見るととても清楚な女性とその子供さんだろうか三人の男の子が食事をしていた。
 やさしく子供たちに語りかける様を見るとやさしそうな母親だなと思った。食事が終わったのだろうレジで『一人ひとり代金を払うのよ』という声が聞こえてきた。子供さんも小さいのでお金を払う体験をさせようとしているのかと思ったのだが、お昼時である。
 あっという間に後ろに十人ぐらいの列ができてしまったのだ。でも、それを意に介せず淡々と子どもたち一人ひとりに会計をさせているのを見て、考えてしまった。
 様々な体験をさせたいのは理解できるが、公を考える必要があったのではないだろうか。日本人は以前、先ずは『個』よりも『公』を優先した民族だった。しかし、最近は個人主義を勘違いしているように思われる事が多々ある。
 子供たちの価値観は周りの大人からリレーされるものである。そう思うと、私たちは自らの言動には十分に注意する必要があると思うのである。
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