教育は未来への投資

　今日は東京出張二日目である。日本PTAの通常総会が開催され日本全国６１都道府県協議会から全国の会長が集まった。
　私は石川県PTA連合会会長として総会に参加した。
　通常総会には文部科学省から生涯学習課政策局の坂東久美子課長がお越しになられ、文科省の新成長戦略について説明を受けた。
　その中で驚いたのは先進諸国と日本の公財政教育支出の伸び率の違いである。特にOECD各国のGDPに対する公財政教育支出の比率は日本は下から二番目であり、その伸び率は韓国が１９９９年度を１００として２００６年には１６３と６３％の増加をみている。
　それに対して、日本は１９９９年が１００として２００６年度も１００であり、全く増加していない。教育は国家の基盤であり、教育に投資することは何よりも大きな効果を得る事が出来る。
　管内閣が提唱する強い経済を実現するためには強い人材が必要なのである。教育は結果が出るまで長い時間がかかる。今から未来に向けて教育のグランドデザインを描き、１０年後の日本の為に私たちは今何をなすべきか考えなくてはならない。