長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

『縁』

 『縁』という言葉は欧米諸国には無いらしい。私たちは『縁』という言葉を聞くと瞬間的に意味を理解するが、外国の方に『縁』を説明するには多くの言葉を使って説明する必要がある。
 もともと『縁』は様々な意味を持つが一般的にはめぐり合わせの『縁』として使う事が多いのだと思う。仏教的には『縁』は自然の法則であり、もともとあるものを認識した時『縁』があったと理解する。
 『袖ふれ合うも多生の縁』ということわざは最では『角で袖がふれ合うのも『多少』の縁があった』と理解している若者が多いようだ。しかし、本来は『街角で袖がふれ合うのも前世(多生)からの深い因縁によるもの』というのが正し意味だ。
 『機会』は人からもたらされるというのも『縁』から考えると大きな意味をもつのである。人とひととの出会いは単なる偶然ではなく意味がある必然であり、私たちは『縁』という目に見えない『つながり』を大切にし、その全ての『つながり』が全ての『機会』に通じていると信じたい。
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