長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

有機的につなげる

 車両事業部の改善化計画が今日スタートした。製造現場は現在作業のピークを迎えているが改善はその真っ只中で行う方が効果が上がる。問題点が現実の現場で認識できるからだ。
 それを時間ができてからと言っていたのでは現状とかけ離れてしまい改善は進まない。大変であることは間違いないが歯を食いしばって乗り越えるところに成長がある。
 現在、各担当部署ではまがりなりにも工夫をし、管理を行っているがそれぞれの部門が有機的に繋がっていない。担当部所間を繋げる仕組みが欠落しているのである。
 したがって全体を把握する際に非常に時間がかかり、それが管理不足による工程遅延の原因のひとつになっている。
 『視える化』は数年前から取り組んでいていたが実際は号令で終わってしまっている。できないのではなく、現実的に現場まで浸透させる事を実行していないだけである。
 先ずは正確な現状認識を行い着地点を明確にし、解決の方向性をディスカッションした。期限は三ヶ月である。期限内に改善を実行し全力を上げて定着まで持っていく。
 そしてQCDS(Q:クォリティ、C:コスト、D:デリバリ、S:セイフティ)管理の手法を使うことで問題点をいち早く発見し、それをレスポンス良く判断し、解決に導く社風を構築するのだ。
 その結果、最終的にお客様の役に立つ消防車両をお届けすることができると信じている。
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