長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

新年おめでとうございます

 皆様新年おめでとうございます。平成二十二年は皆様のお陰をもって終えることが出来ました。心より御礼申し上げます。
 平成二十二年は、尖閣諸島問題では国家のあり方に対して問題提起がなされました。宮崎県では口蹄疫が発生し甚大な被害を及ぼしました。また、海外では北朝鮮が韓国を砲撃し、一気にアジア情勢が緊迫しました。
 しかし、一方では二人の日本人がノーベル化学賞を受賞しました。さらに小惑星探査衛星『はやぶさ』が満身創痍で帰還し、私たちに感動を与えてくれました。海外ではチリの落盤事故で33人が奇跡の生還をとげ、人間の想いと情熱が不可能を可能にする事を改めて教えてくれました。
 さて、私たちにとって平成二十二年は『基本を磨く年』と位置づけ活動して参りました。全ての成長は基本の下にあり、当たり前のことが当たり前にできるように七つの指針を掲げ全社で取り組んできました。
 これは土壌経営の指針でもあり、実りある収穫を得るにはそれを支える根っこを育む事、そしてその根っこを育む土壌を豊かにする事が大切だと考えてきました。
 正に組織は土壌であり、実りをもたらす木は社員一人ひとりだと考えています。根っこは地面の中にあり、見ることが出来ません。それを育む為には先ずは社員の皆さんとの信頼関係を構築する事が大切です。
 そして、その根っことは『当たり前の事を行なう事ができる価値観』だと私たちは考えてきました。
 平成二十三年は『全社一丸』になり、さらに全ての社員の皆さんが成長する事に挑戦して参りたいと思います。
 ただし、成長する事は最終目的ではなく、お客様に感動を与えるサービスと製品を提供する事で社会に貢献する事が私たちの使命であることを忘れてはなりません。
 ビジネスの環境は決して平坦ではありません。しかし、与えられた環境の中で常に考え、工夫し、最善を尽くす事が私たちに出来る事であり、成長する唯一の方法だと信じています。
 お客様の為に、そして皆様とご家族の為にも全力で取り組んでいく事をここに宣言し、新年のご挨拶といたします。
 皆様本年もよろしくお願い申し上げます。
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