長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

仕事の流れを読む

 優先順位をつけ仕事をする事は誰もが知っていることだと思う。しかし、実際に知ってはいるが実行できている人は意外に少ない。
 どうしても私達は目の前の仕事に捉われてしまう傾向があるようだ。先ずは着地地点が何処にあるのかを明確にする事が大切だ。
 そして、それを実行するには何が優先なのか。そして、その為の障害はどんな事があるのか。頭で考えるのも悪くはないが紙に書き出してみて欲しい。
 問題を視覚化すると様々なことに気づくはずだ。仕事の流れを読む事は、たとえ時間がかかってもしっかりと行っておくと良い。
 そこに時間を掛けることで結論として全体の効率が上がれば良いのである。そして何よりも大切な事は自ら定めたことを勇気をもって実行することだ。
 いくらすばらしい計画を立てようとそれを実行するのは私たち自身である。迷うこともあるだろう。でも勇気をもって実行して欲しいのだ。
 特にマネージャークラスが迷うと部下は不安に思うものだ。自らが不安に思っても涼しい顔をしていて欲しい。そして決断し、実行して欲しい。うまくいかなければ責任は私が持つ。
 特にトップクラスのマネージメントを司っている役員は決して逃げてはならない。正面から向き合いしっかりと答えを出して欲しいのだ。
 神様は乗り越えることができない問題は決して与えない。歯を食いしばり実行した者が次のステップへ進むことができる。
 『できなかったのではなく、やらなかっただけだ・・』東京でお世話になった社長がポツリとつぶやいた言葉を私は忘れない。
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