予測がつかない

　今日は各拠点から拠点長が参集し、社長報告会が開催された。各拠点からの報告を受けていると北関東大震災の及ぼした被害は人的にも物的にも本当に大きい事を改めて痛感した。
　先日、知人が東京へ出張した際、いつもならば8時発の小松、羽田便は満席に近いがかなり空席が目立つと言っていた。また、ホテルは節電の為、ロビーの照明などを極力落として営業している。したがって、営業しているのだろうかと疑問が湧いてくると言っていた。
　また、今回の震災で東北地方の消防車両はかなり波にさらわれ、また配備直前の新車も被害に遭ったようだ。現在、各地方自治体で更新により廃車するはずだった消防車両をとりあえず被災地に送る動きがあると聞いた。
　したがって、私たちの業界では今後どのような動きになるかは予測も付かない。こんな時だからこそ、これから何が必要になるのか、極力現場から情報を収集し、防災メーカーとしての社会的使命を再認識し進んで行きたい。