長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

子どもを中心にすえて考えよう

 今回、東海北陸ブロックPTA協議会で計画した被災した子ども達のための就学支援事業(ホームステイ事業)の登録者数が300組を越えた。
 まだ地域によっては申込用紙が届いていないところもあるようだが、支援の心の輪は少しづつ広がりを見せ始めた。この事業は被災した子ども達に安定した生活と学校への就学を目的とし計画されたもので、4月の後半から受け入れ家庭の募集が始まったものだ。
 この事業に関しては様々なご意見を頂戴したが、大切な事は被災地の立場から今何を成すべきかを考える事が出発点であり、条件や環境により出来ない理由を上げ連ねることではない。ニーズがあるならどうやってそれを実現するかを考える事が大切なのだ。
 難しい事と、出来ない事、そして反対する事はまったく別の次元の話だ。子ども達を中心に据えて考えよう。今日も仙台市PTA協議会の内田会長と電話で打ち合わせを行なった。避難所はこれから気温が上昇するにつれて環境が悪化する可能性が高い。
 学校も再開したが、帰宅する場所が避難所である事から、夏に向けて熱中症や衛生面も含め大きなリスクを背負う事になる。したがって、これから子ども達の住環境を考えると今回の事業のニーズは高まるだろう。
 今回の事業のポイントは実行のタイミングと被災地への情報伝達にある。宮城県PTA連合会江刺事務局長とも連携を図りタイミングを見計らって現地へ行く予定だ。今回多くの心を寄せていただいた皆様に感謝申し上げたい。
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