長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

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 昨日に引き続き、今日は日本PTAの総務委員会と常任幹事会に出席する為に東京である。昨晩は各県の会長と臨時総会について話し合った。現在法人格を取得している団体は平成25年11月までに公益社団法人または一般社団法人に移行しなくてはならない。
 日本PTAもその岐路に立っている。様々な状況を勘案しても、日本PTAの進むべく道は一般社団法人だと私たちは考えているが、本日の総会では非常に後味の悪い結果となった。この場では記さないが手続きにも少々問題がある。
 ただ、決定した事は否定するのではなく、困難はあるかも知れないが与えられた環境の中で最善の努力をする事が大切だと思う。釈然としないまま帰りの飛行機に乗り込み、シートポケットの雑誌をめくると、キャビンアテンダントの仕事というコラムを機長が書いていた。
 キャビンアテンダントはお客様に最も近く、サービスを行なうがもうひとつの大切な仕事は不測の事態が起こった際の対処である。その起こるかも知れない状況を常に予測し、先を読みシュミレーションを怠らないそうである。
 日頃から頭の中で『こうなったら・・こうする』とシュミレーションが出来ているからこそ不測の事態が発生した場合対処が出来るのである。
 今回の日本PTAの三役、事務局の対応はまさしくシュミレーションがなされていない結果で誠にお粗末であった。私はこれで退任をするが、このことはこれからの後輩諸氏につけを回すことにならねば良いが、と心配するのである。
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