限界を超える
自分の限界をさらに高めるためには、限界だと思っている事よりも、もっと上を目指す事が大切だ。
先日参加した佐渡ロングライド210はバイクの限界(自分自身の)を少し高めてくれたように思う。ロングライドから暫く出張がつづきバイクに乗る事が出来なかった。
今朝5時に目を覚ますと雲ひとつない快晴だったので、『よし』と思い準備をして早朝トレーニングに出かけた。自宅から森本−二又−夕日寺を走る30kmの何時ものコースだ。
シーズンになってから、このコースをどう頑張っても1時間3分〜4分台と1時間を切る事が出来ない。7割程が山岳コースなのだが、昨年のシーズンの終わりは59分台で走る事が出来ていた。
『調子が出ないな・・・』と思っていたが、今日走ると60分12秒と一気に3分程タイムが縮まった。多分、佐渡ロングライドで限界が高まったのだと思う。今日は脚がよく回った。
以前、心肺機能を高めるには長く低い負荷で走るよりも、短い時間でも良いので高い負荷で限界を高める事だと教えてもらった事がある。
仕事もルーチンワークは一定負荷だが、何かに挑戦している時は負荷に大きな変動が発生し、時にはかなり辛い状況に陥る事も少なくないはずだ。
しかし、気づけばこの環境が自らを大きく成長させてくれる事は間違いないだろう。昔から『苦労は買ってでもしろ』というが、この言葉の裏には苦労は人間の成長に繋がり、それがさらに将来の自分を高めてくれるという意味が込められているのだと思うのである。