長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

自己認識と他者認識

 今日は11時50分のフライトで東京に向かった。業界の協会の総務委員会に参加する為である。今日の東京はとても湿度が低く初夏を思わせ、過ごしやすい。
 小松空港で航空機の中で読む本を探していると『最高のスタッフに育つディズニーの教え方』という本が目に付いた。
 ディズニーといえばお客様に対するホスピタリティの高さと、スタッフの教育が徹底されている事に何時も感心していた。興味が湧いたので早速読む事にした。その中でとても納得したのが価値観を共有する事の大切さだ。
 価値観を理解する為は自己認識と他者認識の話が分かりやすい。自己認識とは自分はこんな特徴を持っている、自分はこんな人間だ、というように自分自身で認識している自分の事を言い、反面他者認識とは彼(彼女)はこんな特徴を持っている、彼(彼女)はこんな人間だ、というように他人が認識している自分の事を言う。これは同じ人間を見てもそれぞれ認識している部分に異なりがあるのだ。
 そして、自己認識と他者認識が一致している部分を自己理解と言い、これが価値観を共有している部分といえる。会社の考えている認識と社員が考えている認識が広く重なり合う程、共通の価値感が大きく組織は強くなるのである。
 そして、会社とお客様の間でも同じことが言え、共通の価値観が大きくなれば十分な成果を残す事に繋がる。常に市場に目を向け、お客様ニーズを正確に捉える事が大切だという事をそれは教えてくれるのである。
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