長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

子どもの頃の思い出

 私たちの会社の目の前に金沢東警察署が建っている。ここには東栄会という暴力追放促進委員会があり成り行きでその理事を務めて七年になる。
 今日は東栄会の暴力追放促進委員の委嘱状交付式が行なわれた。東警察署署長から直接委嘱状を頂き、警察への協力を求められた。
 全く話は違うが、私はある意味子どもの頃、金沢東警察署を下から見上げて育った。それは自宅がその正面に位置していたからである。私は当時、警察署の四階の剣道教室に通っていた。丁度、札幌オリンピックの頃だと記憶している。
 当時、ある炭酸飲料のビンの王冠(キャップ)の裏に札幌オリンピックの各種競技のイラストが書かれており、全種類を集めて台紙に貼って応募すると何かがもらえた様な記憶がある。
 だから、剣道の練習の帰りに、その一階にあった自販機の栓抜きの部分に溜まった王冠(キャップ)を糸の先に磁石をつけた道具で吊り上げてそれを集めることが密かな楽しみだった。
 そんな記憶が何故か甦り、とても懐かしく感じたのである。あの頃は今のようにプレイステーションもなければテレビゲームすらなかった。
 だから皆、遊びを工夫していたように思う。何も無かったがそれはそれで楽しかったのである。今の子どもたちを見ていると工夫をして遊ぶ事を知らない。そんな中から大切な事を学んできたように思うのは私だけではあるまい。
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