長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

テレビ局の取材が・・・


 一週間程前に某テレビ局から取材の依頼があった。
 内容を確認すると、石川県内の特徴のある企業を紹介するコーナーがあり、その為に取材をしたいのだと言う。
 以前に日テレさんの『笑ってこらえて』に出演させて頂いてからこの手の取材がとてもふえた。
 私たちの企業は外から見るとある意味、見えにくい所がある。一般の方々との接点はどうしても消火器、家庭用自動火災警報器の販売や消防設備の保守点検等であるのでここが入口になってしまう。
 実は消防自動車を製造しているという事実を知らない方々の方が多いのである。また、消防車が一品一様で製造されていることも知られていない事実のひとつである。
 そういう意味ではテレビ局に取り上げて頂けるのは私たちの企業の姿をお客様に知って頂けるには良い機会だと思っている。
 そんなこんなで今日はディレクターをはじめ三名が弊社にお越し頂いた。インタビューから製造現場を見て頂き説明させて頂いた。特に製造中の消防車両が細かなところまで異なっている事に驚かれたようである。
 『この会社の誇りは何ですか』と尋ねられ、私はこう答えた『今回の東日本大震災でも多くの消防職員、分団員の皆さんが殉職されました 彼らは自分の肉親以外の人々の生命財産を守るために命を賭しています そんな人たちが使う消防車両をつくる事が出来る事を誇りに思っています』
 消防車両だけではなく消防防災にかかわる様々な仕事が出来る事に感謝したいと改めて思ったのである。
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