長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

被災地の子ども達に

 3月11日に発生した東日本大震災から三ヶ月が過ぎた。北陸地方も東北地方も梅雨の時期に入り、被災地の避難所は非常に厳しい状態に入りつつある。
 仙台市PTA協議会の内田会長の情報によると、避難所の環境は高温多湿に近く場所によっては劣悪な状態になりつつあるようだ。特に津波が運んできた海砂は乾くと埃が舞い、雨が降ると酷い臭いがたち込めるという。
 また、その臭いにハエが大量に発生し、さらに冬の時期に被災者を温めてくれた毛布や布団にはカビやダニが発生し始めている。
 なかなか報道され難い部分なのだろうか、私たちの耳に情報が届き難いことも事実である。被災地の子ども達に少しでも良い環境と思い出を残したいと思い、現在夏休みのホームステイ事業を新たに計画し始めた。
 一週間という短い期間だが被災地の子ども達を石川県に受け入れたいと思っている。すでに、長期のホームステイ事業の為に多くの家庭に受け入れの協力を得ており、その家庭に夏休み中の短期の受け入れが可能か現在打診をしている。
 本当に有難い事に多くの家庭が夏休み中の受け入れもして頂けるという。これらの事だけでも勇気が湧いてくる。
 この事業の実行には資金の担保が不可欠だが、現在厳しい状態だ。知恵を絞り必ず実行できるようにしたいと思う。
 私たちは遠く被災地から離れ、何不自由なく生活ができていることに感謝しなくてはならない。日本全体の事と捉え被災地を長期的に支援したいと考えている。
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