金沢市消防連合検閲

　今日は朝から蒸し暑い気候だ。本来なら日曜日の朝はバイクの練習に出かけるが、今日は金沢市消防連合検閲が開催されるので今日の練習は無しである。
　早々に仕度をし、６時４５分には自宅を出発、検閲が行なわれる金沢市営グランドに向かう。到着すると金沢市消防団４９分団が集結していた。
　やはり何時見ても圧巻である。今日は少々湿度が高いが曇り空なのでまずますである。昨年は異常な暑さから熱中症で倒れる団員も少なくなかった。
　山野金沢市長にとっても初めての検閲となる。金沢の加賀鳶の心意気を感じる一瞬である。

　検閲の後、犀川の河川敷までパレードし、一斉放水の準備に取りかかる。今回、犀川の川を浚渫した為、水深が２ｍにもなってしまい、通常ならば下帯姿で犀川に入って一斉放水するのだが、今回は危険なので陸上で行なう事になった。
　『放水はじめ』の合図で４９本の水柱が青空に吸い込まれるように高く上がった。サイレンの音に集まってきた観客も拍手をして喜んでいたのが印象的だった。毎年の行事ではあるが、加賀鳶の伝統文化を消防車づくりの立場から一翼をになうことが出来る事を誇りに思う。
　今回弊社の新入社員の諸君も見学に来ていたが、何かを感じてくれれば嬉しいことである。