メディアも政治家も真剣に考えて欲しい

　政治の話はブログには原則記さない事にしているが、大切な日本のリーダーを決める段階で、あまりにも軽率ではないだろうか。
　特に今日の某民放の番組で日本の総理大臣の候補者が出演し、自分の今後の政策を○か×かで答えている様を見てあきれ返ってしまった。
　政策とは一部分を摘まんで述べるものではなく、先ずは大きなビジョンの下にそれを実現する為の手法がなくてはならない。それをさも、枝葉の政策が全てかの様な内容の番組で、それに真剣に答えている政治家のレベルの低さに開いた口も塞がらない。
　今の日本の政治を崩壊させている原因の一端はメディアにもある。特にテレビの影響は限りなく大きく、その特性上一部を切り取ってしか報道できない為、真意が伝わら無い事の方が多く、視聴者にある種の誤解を与えてしまう。
　一部だけしか見えないのはある意味危険だ。何れにせよ、政治家は日本が何を目指すのか明確に示して欲しいものだ。私達が出来る事は全力で行いたいと思う。
　今日本国に必要なのはビジョンだ。そして、それを実現させるのは政治家や官僚だけではなく、私達国民一人ひとりなのではないのだろうか。