長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

問題を作った同じ発想ではその問題の解決は図れない

 企業が活動し、特に前向きに強力に行動している時は問題の発生はそれに比例する事は少なくない。当然、問題を予測し、様々な角度から想定する事は大切な事だ。人間はいくつかのよく似たパターンで思考し行動しているものだ。
 それは、これまでの経験や育った環境等によるひとつの考え方の癖(価値観)と言ってもよい。自らの経験や価値観からつくり出された『それ』により発生した問題は、『それ』を作った同じ発想では解決を図る事は難しい。
 なぜなら同じ思考パターで考えるからである。問題を解決するには大きな視点の変更が必要である。先ずは、ふと頭に浮かんだ事を直ぐに言葉にしないことだ。その殆どが自らの思考パターンで考えられるそのものである事が多いからだ。
 一度、胸の中に収めて慎重に考えてみよう。そして、さらに大きな視点で問題点を見つめ直そう。そうすれば気づきが必ずあるものだ。
 そうすればそれが自分の新しい視点になる。そのベースは『素直さ』である。
 『問題を作った同じ発想ではその問題の解決は図れない』とはアインシュタインの言葉である。
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