長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ツールドのと三日目(最終日)

 ツールドのとの最終日はやはり天気予報の通り雨だった。こんな時は天気予報が当たらなければ良いのに思うのは私だけではあるまい。
 出走する全ての人たちは同じ環境だ。とすれば、その環境を前提にどう準備するかが大切だと思う。気温は上がらず20度を下回る可能性もあるので、体温の低下を防止するため体全体にスポーツオイルを念入りにすり込む。
 スタート時点ではかなり強い雨になる。路面はスリッピーだ。毎年能登島を抜けるまでは大渋滞なので、今回は一緒に出走した八木さんと全員が出走するのを待って一番最後に出発する。

 能登島から氷見へ向かっての海岸線は強い風と波しぶきで真直ぐ走るのも難しい場所がある。また、この風雨でなかなか速度が上がらない。
 八木さんと先頭を交代しながら歯を食いしばって速度を上げる。氷見に到着する頃にはトップとの差は15分程に縮まっていた。氷見からは山岳地域に入る。海岸線で足をかなり使ったのでここからの厳しい登りは容赦なく体力を奪っていく。
 津幡から内灘への山越では雨と風と疲れで、体温が低下し寒くてたまらない。低体温症の前兆のような感じがする。何とか山越をやり過ごし一路内灘へ。途中のコンビニでチーム全員が到着するのを待ち、最後は全員でゴールへ到着した。
 全員が無事ゴールで来た事が一番良かった事だった。また、三日間に渡りサポートしてくれたサポートチームの皆本当にありがとう。
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