平成維新の予感

　大阪府知事から大阪市長に鞍替え出馬した橋下氏が大阪市長選に当選して一日が過ぎた。大阪都構想を前面に選挙を戦い、市民は橋下氏を選んだ。
　市民が橋下氏に求めたことは何だろう。大阪都構想の実現だろうか。多分、中にはそんな皆さんもいらっしゃるだろうが、多くは何かを変えてくれる強いリーダーを求めていたに違いない。
　この数年政治は混迷した。総理大臣がコロコロと変り、国民と国益の為の政治ではなく、まさしく党利党略の為と言われても仕方がない状況が続いた。
　全てとは言わないが一部の官僚は必要な事ではなく、自らの存在意義を作り出すかのような事業を繰り返し、国民に見透かされているにもかかわらず全く変える素振りも見せない。
　こんな混沌とした状況下で自らのビジョンを明確に述べ、それを行動に移す実行力のある人間に託したいと思うのは当然の事だと思う。
　大阪維新の会は今スタート地点に立った。これから大きな壁が立ちはだかるが彼らは必ずやってくれるに違いない。ここから日本の平成維新が始まる事を期待したい。