マネージャーは現状をしっかりと認識せよ
問題は問題が起こるべくして起こるのだ。その殆どが複雑な理由ではなく当然行うべき事を行っていないケースが殆どだ。
そして、その原因のひとつは現状認識の甘さにある。先ずは指示命令系統御をしっかりチェックして欲しい。
担当者ベースで問題点を完結していないか、指示がしかるべきルートから出ているか、現場を足を使って確認して欲しい。そして、大切な事はその対策を強力なリーダーシップを持って進める事だ。指示を明確に出し、曖昧にしてはならない。
間違っていてもよい、後で修正すればよい。しかし、間違いを恐れ曖昧にする事は何もしないことと同じであり、信頼を失墜する事になる。
全体の絵を描くのだ。未来に向けて絵を描けていない状態で物事が進むはずがない。出来るかどうかではなく、どうあるべきかを優先せよ。その後は後に考えればよい。
現状を乗り切るためには全体を俯瞰的に観察し、潜在化している問題点を顕在化させ、そして対策を定めたら強力に実行せよ。