左義長へ・・
今日は近所の神社で左義長祭が行なわれていたので、留学生を連れて出かけてきた。
左義長といえば子どもの頃、書初めを燃やしに行った記憶がある。祖母から燃えた書初めが高く上がればあがるほど字が上手くなると言われ、ワクワクしながら書き初めを火の中に投げ入れていた。
そして、鏡開きの時のカビが生えたお餅を針金の先にくくり付け、熱さをこらえてお餅を焼いた記憶も今では懐かしい。
日本人として何かにつけ節目節目にこの様な体験をしたことは大人になってから日本の文化を自然と受け入れる素地になっている様に思う。
故郷教育も大切だが、家庭教育の中で子供達に体験をさせることのほうがさらに大切であり、原風景として心の残ると思う。
さて、現在ホストしている留学生のオリビアは左義長を全く理解できないらしく、『ストレンジ(奇妙だ)』を連発していた。
確かに説明が無ければ理解することは難しいだろう。ipadで左義長に関する記事を探して説明するとようやく理解したようだ。
日本の文化を英語で紹介するのも一苦労する。でも。勉強の機会と考えればありがたいことか・・・と思うようにしよう、と納得したのだった。