長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

仲間の社長就任パーティー


 昨晩からの強烈な雪は3時間ほどで20cmは積もっただろうか。
 深夜にあまり強く降るものだから夜中の12時から雪かきを始めた。
 一通り除雪を終えたのがもう1時を過ぎていた。今年は除雪を何度もしたので足腰が重い感じがする。
 朝起きて外を見るとその後はあまり降らなかったようだ。夜、除雪をしておいて良かったと思う。
 夕方から政策フォーラムの会合に出席する。フォーラムのメンバーが社長に就任されたので皆で就任のお祝いをする事になっているのだ。
 翻って見れば私が社長に就任して今年で10年になった。はずかしながら就任当時は何をすべきなのかとても悩んだものだ。なぜなら会社には社長の立場とそれ以外しか存在しないからだ。
 すなわち社長になるという事は全く立場が変わるという事で、社員の延長線上に社長職があるからではないからだ。そんな事すら理解していなかった稚拙な自分だった様に思う。
 当時の経営陣は多分、自らが考えなくてはならない事を無言のうちに伝えたかったのだろう。もしも、しっかりとした仕組みの中で何の問題もなく社長になっていたとしたら目に映った事しか分からなかったに違いない。
 沢山の皆さんから貴重な言葉を沢山頂いた。『自らの会社の存在意義を考えよ』、物事は損得、好き嫌いで判断するのではなく『正しい事を正しく行う』価値観など、私の今日の考え方の元になっている。
 最終判断をするのはもう自分以外誰もいない。その責任の重さに気づいた時が社長業の始まりなのかもしれない。
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