長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

遊びの中から学ぶ

 我家にはテレビゲームなどというものが無い。もうテレビゲームと言っていること自体、古いのかもしれない。今はwiiというのだろうか私自身全く分らないのである。当然、テレビも月曜日から木曜日まではバスカードが引き抜かれているので見る事が出来ない。
 テレビは週末だけである。そんな半ば強制的な環境の中で子ども達は工夫して遊んでいるようだ。雪が降れば家の中でじっとしていない。家の向かいにある空き地でかまくらや、雪だるまを作ったりして外が真っ暗になるまで遊んでいる。
 今日のように雨が降っていると部屋の中で布団や段ボール箱を使って何やら建物のに見立てているのだろうか変な創造物を作って遊んでいる。きっと頭の中でイメージをしているのだろう。見ていてもとても楽しそうなのである。
 同じ部屋の中にいてもゲーム器を片手に遊んでいればその場所に一緒にいる必要も意味も無いように思う。
 最近の若者はコミュニケーション能力が極端に低いと言われているが、小さい頃からの環境がそうさせているのだろうか。毎日の小さな事、一つひとつに意味があり、その点が将来、線となって繋がる時、初めてその意味を理解する事ができる。
 私たちも遊びの中から多くを学んできたように思う。朝早くから日が暮れるまで自然の中で駆け回った体験が少なくともいまのバックボーンになっているに違いないのだ。
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