当たり前の事を当たり前に伝える
弊社では月曜日の午前7時から早朝経営会議を開催している。会社全体の情報を共有し、各部門がお互いの状態を理解することで問題意識を持ち未然にトラブルの発生を防ぐ事を目的としている。
決して問題を羅列し、皆でどうしようかと考える事が目的ではない。その場で意思決定できる事は迅速に行うが、決定された事や問題点、それらをどのように対処するか等の情報を自部門に伝達しているかがポイントだ。
各部門へ出向き社員の皆さんに質問してみると、最近伝わっていない事が多いと感じる。では、何故伝わらないのだろう。
原因自分論で考えれば部署に伝えて欲しいポイントを明確に指示するのが弱いのかもしれない。部門長なのだから伝えて当然と思っている事に甘さがあるのか。
また、各部門長は他部門の事は自部門には関係ないと思っている節があるのではないか。他部門の問題から自部門の問題の発生を予測し未然に防ぐ事が出来る事を認識しているのか。
さらに発生する問題の殆どが困難な事が原因ではなく、当たり前のことを当たり前に行っていない、という事実は私たちに課題を示唆してくれるのである。反省・・・