ようこそG・S・Eメンバー

　本日、金沢ロータリークラブの例会にカナダよりG・S・E（GROUP STUDY EXCHANGE）のメンバーが来訪された。
　G・S・Eプログラムは国際ロータリーが行っている事業の一つで、「研究プログラム交換」と呼ばれるものである。
　国際ロータリーの２つの地区が相互に５人一組のＧＳＥチームを派遣し、３０代前後の比較的若い人々に文化的、職業的交流の機会を提供することを目的としている。
　今回来日されたメンバーはリック・ストーレー氏をリーダーとする、男性２名、女性２名の５名である。当然、それぞれ多様な職業の持ち主でリーダーのリックはカワーサ・グルメコーヒー社を経営し、企業向けにコーヒーマシーンの販売を手掛けている。
　後のメンバーは公認会計士、州政府の公務員、漢方医、土木技師と全く関連ない職種だが、それぞれが日本に来る目的を明確に持っており、これから積極的に活動するようだ。
　何れにせよ、一ヶ月間会社を休んで日本に来る事が出来る環境は非常に羨ましい限りである。確かに一ヶ月は長いようだが、異国の文化にふれ合い学ぶ事は長い人生から見ればほんの僅かなことである。
　最近、若者が海外に出なくなったと聞く。感性が豊かなうちに様々の価値観に触れる事は人生に大きな影響を与えてくれる。機会を逃さず積極的に挑戦して欲しいものである。