長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

新内流しと観桜会


 金沢の桜はこの数日の気温で一気に開花した。ただ、何時もならば満開に近いのだが今年はまだまだ四分咲きである。
 今日は金沢ロータリークラブの観桜会が開催された。親睦委員会の中村委員長にとっては最後の事業となる。
 翻ってみれば昨年、親睦委員長を務めさせて頂いてからはや一年が経った。本当に早いものである。今回の観桜会は東京から新内流しを呼んでくれた。
 新内流しは新内節演奏家の営業法のひとつで、普通は二人一組となって、三味線の手と、それより高い上調子の三味線の二丁で、三味線を弾きながら、街頭流すもので江戸の文化である。
 今日は初めて新内流しを見聞きしたが艶っぽさに引き込まれてしまったのである。昔は新内流しをいたる所で見る事が出来たのだと思う。
 ただ、このような文化が少なくなったといえ現代に伝えられている事は素晴らしいと思う。
 世の中には連綿と伝えるものとそうでないもの、守るものと変えるものがある。企業でいえば不変の企業理念と進化する技術や経営手法といえる。
 中村委員長の素晴らしい設営に感謝申し上げたい。
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