長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

何処に違いがあるのか・・


 日本がGDP国内総生産)で中国に世界第二位の座を明け渡して久しい。戦後私たちの先達はその復興の為に昼夜をとわず全力で働いてきた。その結果目を見張る様な高度経済成長を遂げ、日本はGDP世界第二位となった。
 戦後日本とよく似た道を歩んできたのがドイツである。国の面積や国内人口そしてものづくりの気質等、日本人にとてもよく似ており、GDPも日本に次いで現在では世界第四位だ。
 ドイツの街はとても活気があり、経済はとても良い状態に見える。良く似た日本とドイツだが最も大きく違いを感じる点はライフスタイルである。ともかく彼らは良くバケーションをとる国民だ。
 仕事もサマータイムが始まると早朝7時位から仕事を始め早い人では3時過ぎには帰宅の途につく。夜は21時まで明るいのでそれからピクニックに出かけたり、仲間と時間を楽しむ。
 これはドイツに限った事ではなく欧州全体の傾向だ。そう思えばあれだけ働いて決して豊かとはいえない現在の日本と人生を楽しみ、見た目に豊かなドイツとの差はどこにあるのか首をかしげたくなる。
 歴史や文化や国民性がそうさせるのかは分からないが、ひとつ言える事は、豊かさとは決して金銭的に豊かか否かではなく、豊かに生きる事だと思うのだが皆さんは如何だろう。
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