長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

仕組みと運用

 昨年策定した三ヵ年中期計画を実現する為に現在、様々な制度改革を行っている。
 当然のことながらルールや仕組みがそのベースとなるが、大切な事はそれを運用する事にある。立派なルールや仕組みをつくり上げたとしても実行を伴わないものは無に等しい。
 また、ルールや仕組みは行動を縛るものではなく、組織に共通の判断基準を定める事で業務をスムーズに実行させ、お客様に安定的なサービスを提供する事ができる。
 但し、ルールや仕組みは最低限行う事を定めてあり、それが全てではない事を理解しなくてはならない。
 特にものづくりにおいてはルールと仕組み通りに行っているからそれで良いと勘違いしてはならない。
 私たちのものづくりの価値判断基準は『人の命を救う為に自分の命を懸ける人たちの為』の車両であるという事だ。すなわちその為には何をなすべきかを考えなくてはならない。
 この思想が私たちの最後の砦であり、目の前に判断に迷うものがあった時、ルールと仕組みの行間を埋める為の価値観だという事を再認識して欲しいのである。
 また、ルールと仕組みが出来上がるには様々な理由が存在している。それが考える機会であり、考える機会があるからこそ成長する事が出来るのである。
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